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今回は、先月の418日に実施された「第1DBAワークショップ」の内容についてご紹介します。

 

ネットアップのストレージをOracleデータベース環境でお使いのDBAの皆さんにお集まりいただき、検証結果から得たノウハウや最新機能をもとにディスカッション形式でワークショップは進みました。当日の(公開できる)アジェンダは以下の通りです。

 

  1. Oracle データベース環境におけるNetApp バーチャル ストレージ ティアの有効性と次世代の統合インフラの実現
  2. Oracle Database on clustered Data ONTAP
  3. Crash Consistent Snapshotを用いたOracleデータベースのバックアップ
  4. RMAN Proxy Copyversion 2)とデモンストレーション
  5. Snap Creatorによるデータベースのバックアップ & リカバリ

 

1. では、先日も当ブログでご紹介したテクニカル レポート(TR)の内容を、DBAの方向けに昇華してお話しさせていただきました。TRは下記リンクからご覧ください。

 

 

SSDまたはPCI-eカード等のフラッシュ デバイスを活用して、最強の統合インフラを作ろうという内容になっています。フラッシュ関連についてはTech Ontapで連載を始めましたので、是非そちらも下記リンクからご覧ください。

 

 

次に、3. の「Crash Consistent Snapshot」概要をご紹介します。

通常、Oracleデータベースをストレージの機能(ネットアップのFAS / VシリーズであればSnapshot)でオンライン バックアップする場合、Oracleデータベースをバックアップ モード(BEGIN BACKUPEND BACKUP)にする必要があります。もちろん、この手法が主流であり推奨でもあるのですが、実はOracleデータベースをバックアップ モードにしていない状態で、ストレージ機能で取得したコピーもバックアップとして使えるのです。ただし、Oracleデータベースのバックアップとしてサポートされるためには、オラクル社が公開している(My Oracle Support Note 604683.1)条件を満たす必要があります。そして、もちろんネットアップのSnapshotはそれらの条件を満たしています。

Crash Consistent Snapshotを用いたOracleデータベースのメリットは、大きく2つあります。


  • Oracleデータベースをバックアップ モードにする必要がないこと
    • バックアップ モード中はI/O負荷が増える
  • Crash Consistent Snapshot の状態から、その時点のデータベースとして容易にリスタート可能

 

Crash Consistent Snapshotであれば、従来通りの「Point-inTime Recovery」と「Full Database Recovery」に加えて「Point-in-Time Copy」も選択できるようになります(下図)。

 

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ネットアップのSnapshotはボリューム単位のコピーなので、整合性についてもボリューム単位になりますが、Consistency Group(整合グループ)の仕組みを使うことで、複数のボリューム間の整合性をとることもできます。Oracleデータベースのバックアップであれば、1つのボリュームにデータベース関連の全てのファイルが格納されている場合は、そのボリュームのSnapshot自体がCrash Consistent Snapshotになります。また、Oracle ASM環境のように、複数のボリュームにまたがってデータベース関連ファイルが格納されている場合、Consistency Group(整合グループ)の仕組みを使うことでCrash Consistent Snapshotを実現できます。

詳細については、Crash Consistent SnapshotConsistency Group共にテクニカル レポート(TR)を公開しているので下記リンクからご参照ください。

 

 

5. では、ドイツから来日したネットアップのアーキテクト、Keith Tenzerによる「Snap Creator」のお話しです。

 

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先日も当ブログでご紹介した「MUC」でも(もちろん社内でも)セッションを担当し、大忙しなKeith。彼は初めての日本だったのですが、「I Love Japan!」とお寿司を食べながら言っていました。Snap Creatorは次世代のバックアップ & リカバリを担う重要なフレームワークです。そして、もちろん3. でご紹介したConsistency Group(整合グループ)に対応しています。また来日する機会が作れるよう尽力しますので、ご期待ください!

 

ネットアップ株式会社

システム技術本部 パートナーSE

岩本知博

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